【娘にとってはすべてが初めて/赤ちゃんのお世話を見て気づいた母としてのこと】
娘の出産後、何度か面会に行っています。
生まれたばかりの赤ちゃんを抱っこしたり、娘の顔
を見たり。
そのたびに「本当に孫が生まれたんやな」と、
うれしい気持ちになります。
そして、面会に行くたびに赤ちゃんのお世話をする
娘の姿を見るようになりました。
おむつを替えたり、授乳をしたり。
ミルクを哺乳瓶であげることもあります。
そんな姿を見ながら、ふと思ったことがあります。
私にとっては経験してきたことでも、娘にとっては
全部が初めてなんや。
【私には「知っていること」でも】
私は5人の子どもを育ててきました。
だから、おむつを替える時の手順や、赤ちゃんを
抱っこする時の支え方など、頭では自然に分かって
います。
哺乳瓶でミルクをあげる時も、赤ちゃんの頭や体の
角度をどうしたらいいか。
赤ちゃんが飲みやすいようにするにはどうしたら
いいか。
長年の子育て経験の中で、いつの間にか身について
いたことがたくさんあります。
でも、娘にとっては違います。
【娘にとっては全部が「初めて」】
娘は今回が初めての出産です。
赤ちゃんのおむつを替えるのも初めて。
授乳するのも初めて。
哺乳瓶でミルクをあげるのも初めて。
赤ちゃんを抱っこして、泣いたらどうしたらいいの
か考えるのも初めてです。
そう思うと、娘も毎日一つひとつ覚えているんだな
と思いました。
赤ちゃんのお世話をしている娘を見ていると、
「頑張ってるな」と、母親として応援したい気持ち
になります。
【40年前の私も同じだった】
ふと考えてみれば、私も最初の子どもを産んだ時は
何もかも初めてでした。
今では当たり前のようにできることも、最初は
きっと分からないことだらけだったはずです。
泣いたらどうしたらいい?
ミルクはこれでいい?
おむつはちゃんと替えられているかな?
そんなことを考えながら、少しずつ母親になって
いったのでしょう。
40年前の自分を思い出すと、娘の今の姿と重なる
部分があります。
【今度は私が見守る番】
私は5人の子どもを育ててきました。
だからといって、何でも口を出せばいいわけでは
ありません。
娘には娘の子育てがあります。
困った時には「こういう方法もあるよ」と伝えてあげる。
必要な時には手を貸す。
でも、できるだけ見守る。
それが今の私にできることなのかなと思っています。
娘が自分で赤ちゃんのお世話をしながら、少しずつ
「母親」になっていく。
その姿を近くで見られることは、祖母になった私に
とって、とても幸せなことです。
【私もまた、娘から教えてもらっている】
5人の子どもを育てたから、もう子育ては全部
分かっている。
そんなふうに思っていたわけではありませんが、孫
が生まれてみると、また新しい発見があります。
娘が初めて母親になっていく姿を見ながら、私も
もう一度、子育てを見つめ直しているような気が
します。
娘にとっては、今日も初めての連続。
そんな一つひとつを大切にしながら、これから
もそっと見守っていきたいと思います。
頑張れ、娘。
そして、私もおばあちゃんとして一緒に成長して
いこうと思います。


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